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 レコード屋の娘が、縁あって、そば職人の妻になりました。
 雑貨が大好きで、部屋の模様替えが趣味なので、「 今度 ゴミ箱 どこ? 」 とよく聞かれます。
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2014年6月27日
 先日、ご近所の方が、麦麹で作った味噌を分けてくれました。
 それで我が家の(4種類の手作り味噌の入った)人生最大の贅沢冷蔵庫が、今、(5種類の手作り味噌の入った)超!贅沢冷蔵庫になっています。人生って、何が起こるかわかりません。


2014年6月22日
 お金持ちですか? 私はいつもお財布の中にあまりお金が入っていません。
 先月も、半ば過ぎ、気づいたら31円で、月末までそれで過ごしました。
 食材は宅配、お店へは自転車、学校へは徒歩。それ以外、車で何度か秩父図書館へ行き、子供をデンタルクリニックに連れて行き、後日学校への書類を受け取りに行きましたが、お財布の中に運転免許証、保険証、こども医療費受給資格証、図書館カード等があるので、お金はかかりませんでした。子供が、お小遣いで文房具代を建て替えた時は、職人が帰宅後、そちらのお財布から子供に返してもらいました。
 ということは、31円じゃなくてもよかったんだ! 31セントでもよかった! いっそ、めんこでも…いずれにしても、お財布の中のみならず、頭の中も、お金持ちとは反対方向へ、どんどん進んでいくのでした。


2014年6月15日
 この夏、秩父市のイメージキャラクターデザインを募集するそうで、少し考えてみました。
 まず、横瀬町のブコーさん、皆野町のみーな、吉田のりゅうごん、と並んで馴染むイメージが理想です。
 そして秩父は、毎日どこかで“お祭り”をやっている!と言っても言い過ぎではない位、お祭りの多い土地柄なので、『まつりちゃん』を作ることにしました。
 両方の耳は真ん丸ちょうちん。着せる半被の柄には、みそポテトやつとっこ、そば…などの小昼飯や、出店で売っている、チョコバナナ、たこ焼き、焼きそば、いか焼きなどをいろいろ描きます。食いしん坊の『まつりちゃん』は、ハムスターが口にいっぱい詰め込んだ時のように、右も左もふっくらぽっぺ。
 私が可愛く描こうと努めても、(ざわざわ森の)がんこちゃんに似てしまったり、大阪のおばちゃんのような…和田アキ子のような…になってしまうので、この先は、家族に任せることにしました。
 可愛いキャラクターがたくさん集まるといいですね〜。


2014年6月6日
 晩ご飯に、ナポリタンを作りました。
 オルチョ・サンニータ(オリーブオイル)で新にんにく、新玉ねぎ、葉付き人参…を炒め、ナポリタンソースにケチャップをプラス、粉チーズもたっぷりで、とても美味しかったのですが、食後すぐ、頭の中がカタカナ食を反省し始めました。しかたないので、本棚の「これを食べれば医者はいらない」若杉友子を読むことにしました。
 ・ 本『味噌汁は点滴だ!』 私「毎朝作ってる!」   ・ 本『調味料は本物を!』 私「使ってる!」
 ・ 本『肉は食べるな!』 私「いいえ、我が家はお肉を食べます!」
 食について頭の中が整理出来たら、今夜の美味しいナポリタンが、“大丈夫!”と相成りました。


2014年5月25日
 今日レジで、開店時間の11時を確認していたお客様へ
 あの時気がつけば良かったのですが、後になってから、もしかして今日もっと早い時間に一度おいでいただいたのかも、と思いました。
 年に何度もないのですが、今日は正午に20名を超える団体のご予約があり、そのお客様がお帰りになる頃まで、のれんを出さずに営業していました。
 あの時すぐにそう説明できれば良かったのですが、すみませんでした。
 また、一度ならずお越しいただいたようでしたら、お手数をおかけして申し訳ありませんでした。


2014年5月23日
 先月、実家のお向かいの太田(太田甘池堂)さんが、秩父にお店を出しました。
 数年前、柳田不動産の奥様とお話しする機会があって、その時に「やなぎやさんが出てきたのを、今でもよく覚えていますよ。」と言っていただきました。昭和30年代前半のことです。
 私もいつか、「太田さんが出てきた時を、今でもよく覚えています。」とお話ししたいです。
 フレー! フレー! 十代目!! 今度、『田舎の大判』買いに行きます。


2014年5月14日
「原発ホワイトアウト」若杉 冽を読みました。
怖くて半分までしか読めませんでした。
今はタイトルを言うのも怖いです。
まるで、ヴォルデモートです。
もう秩父図書館に返却しました。


2014年5月2日
 「大泉エッセイ 〜僕が綴った16年〜 」大泉 洋 を読みました。
 本はエッセイが好きで、大泉洋も好きなので、このタイトルを見て、読むしかない!と思いました。
 子供の頃は、ほとんど本を読まなかったのですが、高校を卒業してほどなく知りあった元彼が、いつもジーンズのお尻のポケットに文庫本を入れていたので、その影響で本を読むようになりました。
 私が本を読む理由は、その作者のことが知りたい!その1点なので、小説よりエッセイの方が手っ取り早いし、分かりやすくて簡単で、エッセイばかり読んでいます。
 19歳で読書デビューした時の、想い出のエッセイが2冊。「あえてブス殺しの汚名をきて」「傷つくことだけ上手になって」素敵なタイトルのついた、つかこうへいの本でした。


2014年4月20日
 今年も先月、味噌の仕込みに参加させていただきました。
 師匠のみその会は、1組8人で作業します。日程の合う8人が(連続4日間作業所に通います。)知り合いも初対面の人も一緒です。初めてそれを聞いた時、ゴルフみたいだなぁと思いました。(ゴルフは4人ですが。)
 味噌の材料は、米、麹種、大豆、塩、水、のみ。
 驚くのは、全ての道具を洗うのに一切洗剤を使わないこと。スポンジとたわしと水できれいになります。味噌が身体に良い物だと再確認できます。
 仕込んだ後は、時間と夏の暑さとそよ風が、おいしい味噌を作ってくれるので、楽しみに待つだけです。


2014年4月16日
 くるみ割りの手伝いを再開して、丸1年。
 「こんなに地味な仕事をこんなに楽しく出来るなんて、この先、きっと私モテちゃって困るな〜。」と言ったら、職人は呆れていたけれど…。
 手伝いのご褒美に、職人にひとつお願い事をしました。それは、これからは私をちゃん付けで呼んでほしいということです。NHK朝のテレビ小説「ごちそうさん」の室井さん(作家)が、桜子(妻)を「さくらこちゃん」とちゃん付けで呼んでいるのが、いいなぁと思っていたので。
 お風呂上がりの末っ子が「俺はそれには反対。」とか言ってますが、聞こえなかったことにします。


2014年4月9日
 「『粗食』のきほん 」〜 ごはんと味噌汁だけあればいい 〜 佐藤初女 幕内秀夫 冨田ただすけ を読みました。
 幕内「病気になりやすい人には、穀力(ごくぢから)が必要なのかもしれません。」という一文には、思い当たる節があります。子宮内膜症で辛かった時通っていた、港町診療所の女医先生が、診療のたびに「なぜか内膜症の患者さんは、判を押したようにあなたみたいなタイプなのよねぇ…。」と言っていました。私のようなタイプというのはたぶん、痩せていて礼儀正しく常識的な人、という感じだったと思います。(完璧に過去形です。)実際にその頃は、ごはんはダイエットの敵! 味噌汁は年に数回!!でしたから、正真正銘の無穀力人でした。
 また別の文で、幕内「子どもだったときの母親との関係性の問題から、「当たり前」に、「ふつう」に食べるということがわからなくなっている女性が多い。」というところがあり、もっと詳しく知りたいと思いました。


2014年4月4日
 今、我が家の冷蔵庫が、めちゃくちゃ贅沢なことになっています。
 扉を開けると、4種類の手作り味噌が並んでいるのです。全てが一年前に寒仕込みした食べ頃の味噌です。
 ひとつは、子供達とげんきプラザの講座で作った味噌。ひとつは、師匠に伝授してもらって作った味噌(私のスタンダードです。)あとの二つは、あれやこれや考えながら集めた材料と、迷いながらの配合で作った味噌。
 たぶん、人生最大の贅沢冷蔵庫です。


2014年3月30日
 「本へのとびら」宮崎 駿 を読みました。
 先日の引退会見をyou tube で端から端まで観ていたので、宮崎監督の声と話し方で黙読することが出来て、楽しかったです。
 子供の頃は、ほとんど本を読まなかったので、ここで紹介されている50冊の児童文学も、まったく読んだことがありませんでした。「ハイジ」も「西遊記」もテレビでした。


2014年3月17日
 “優しい人になるように、昔の人は子供たちに、たくさん野菜を食べさせた。”
 数年前、そんな風に書いてある本に出会いました。それからは、家族みんなに、野菜をたくさん食べてもらおうと心がけるようになりました。ところが気づくと、朝は食パン、お昼はサッポロみそラーメン、夜はピザーラだった、という日があったりして、はっとして、「だめだめ。」と自分に言い聞かせ、また翌日から、せっせと野菜料理を作ります。そんな行ったり来たりの食生活です。


2014年2月28日
 天皇陛下の心臓バイパス手術を担当した天野医師は、アントニオ猪木が学生の頃からのヒーローだそうです。前にも書きましたが、私にとってのヒーローは野茂英雄。「誰しもヒーローはいるんだね。」と話していたら、そば職人が「僕のヒーローって誰だろう…。」とちょっと考え込み、それから「小田さんかな。」と言いました。(元オフコースの小田和正のことです。)  ジュニア達も、「ヒロトかな…、○○の先生かな…、☆ ☆ ☆だな。」と口々に言ったけど、ホントのヒーローに出会うには10年早いんじゃないの! と思いながら楽しく聞いていました。
 それにしても、我がそば職人にも、ヒーローがいた!! 良かった!!! ヒーローのいる側へようこそ。


2014年2月14日
 「うちのご飯の60年 祖母・母・ 娘の食卓」阿古 真理 を読みました。
 祖母の土間の台所―――1年で回す「食べごと」
 “食べごと”… 手元の国語辞典には載っていませんでした。
 検索したら、「かこさとしの食べごと大発見」(全10冊)という絵本があるようです。その本の説明に、自然につながり世界に広がる豊かな食の世界。食べることに関する全てのこと=食べごと。とありました。
 我が家の、冬に仕込み熟成させ、1年後から食べ始める味噌と、6月に青梅で作って1か月したら炭酸で割って飲む梅シロップ、この2つは、1年で回す食べごとになるかな…。今年は、梅サワー作りも予定しています。


2014年2月7日
 楽天の田中マー君、祝!名門ニューヨークヤンキース7年契約!!
 近い将来、世界一になって、「東北の皆さ〜ん、いつも応援ありがとうございま〜す。今度は、世界一になりました〜。」と東北の人達に呼びかけてほしいです。その日を楽しみに、大リーグを知り、ヤンキースを応援します。


2014年1月31日
 「免疫力が高い体をつくる自然療法シンプル生活」東城 百合子 を読みました。
 春が近づくと、健康に良さそうな本が読みたくなります。家族の花粉症が始まるので、気合を入れるためです。
 P.88〜90、『生活全般が「自然」から遠く離れた時代になりました。―(中略)― 自然の食べ物と仲よくなることは、自分の健康だけではなく、世のなかの矛盾にも気づいていけるきっかけになるのです。』とありました。
 この頃考えているのは、積極的に野菜の皮を食べるぞ!ということです。皮も食べるようにしたら、前より健康になったと話している人がいて、頷けたからです。“皮付き野菜生活”に変えていきます。簡単そうで、いろいろ簡単ではないと思いますが、一歩自然に近づけそうでもありますし、やってみます。


2014年1月25日
 「子宮を温める健康法」若杉友子 を読みました。
 ‐若杉ばあちゃんの女性の不調がなくなる食の教え‐ とあります。
 二十歳前後の私は、食べなかったらお金も減らないし、作らなくていいし、片づけなくていいし、スリムになれるし、そう思っていたので、結果、体重の減少と共に生理が2年近く止まりました。30歳前後には“こんなに身体が辛いのに会社に行って働かないといけないの…?”と自問自答しながら冷房のガンガン効いた電車で震えながら通勤し、結果、子宮内膜症になりました。それで、大好きだった生活を変えなければならなくなりました。
 冷えないことは本当に大事だと思います。


2014年1月19日
 新書「人間にとって成熟とは何か」 曽野綾子 を読みました。
 一番面白かったのは、作家である作者が、
 『 「一足す一が二」ではなく、「三」か、時には「マイナス一」になる不思議さや不合理や楽しさを書くのが仕事だ。』というところでした。まさに、私もその楽しさに魅かれ、探し集めて過ごしてきたからです。
 理系の家族にとって、その楽しさは、いつまでたっても「何それ???」なのでしょうが。


2014年1月15日
 昨年師走、夜祭りが終わって秩父の朝晩の寒さが本格的になった日、実家の父が急性心筋梗塞で、救急搬送されました。後期高齢者の仲間入りを控え、生まれて初めての入院でした。ICU〜CCU〜二人部屋〜四人部屋へ、たばこの禁断症状なのか珍しくイライラし、一度ならず痛風になり、二度のカテーテル治療と、結構しんどい入院生活だったようです。
 今回の父の入院は、“人の寿命”について考える機会になりました。ひとつは、娘の私からの言葉や行動も、“父の寿命”の一部になるのかな、ということとか。
 今父は、よくしていただいた皆さんのおかげで、実家で静かに暖かくして過ごしています。




手打ちそば やなぎや 〒368-0026 埼玉県秩父市相生町7-10 Tel 0494-22-1646


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